家を建てるときにかかる税金
家を建てるときにかかる税金には、いくつか種類があります。
1.家を買うときにかかる税金

不動産取得税
土地や家屋の購入、贈与、家屋の建築などで不動産を取得したときに、取得した方に対して課税される税金です。有償・無償の別、登記の有無にかかわらず課税となります。ただし、相続により取得した場合等、一定の場合には課税されません。
登録免許税
登録免許税とは、登記や登録をするときに納める税金です。不動産は固定資産税評価額を、住宅ローン等の抵当権の設定登記は債権金額を、それぞれ課税標準として、税率をかけて税額を計算します。
消費税
住宅の購入費用には、建物価格と土地価格がありますが、消費税は建物価格にのみかかります。(土地の仲介手数料には課税されます。)
2.家を買うときの贈与にかかる税金

贈与税
贈与税は、個人が年間(1月1日から12月31日)に他の個人から財産の贈与を受けた場合に課税されるものです。贈与を受けた価額から基礎控除として110万円を差し引くことができるため、実質的には贈与を受けた価額が110万円を超えた場合に課税されることになります。ただし、住宅取得における贈与税には特別な非課税措置が講じられています。
3.家を保有するとかかる税金

固定資産税
固定資産税とは、その年の1月1日現在の土地や家屋の所有者に対して課される地方税のことです。固定資産税評価額に応じて税額が算出されます。
都市計画税
都市計画税とは、都市計画事業や土地区画整理事業の費用に充てるために課税されるものです。都市計画法による都市計画区域のうち、市街化区域内に所有する土地と家屋が課税対象となります。
4.家を売買したときにかかる税金

家を売却する際には印紙税がかかり、売却の際に利益が出た場合には所得税と住民税がかかります。
また、家を賃貸する場合は不動産所得が発生するため、所得税や住民税がかかります。